医療法人社団クレド さとうクリニック
東日本大震災では仙台市立の小中学校 196校中62校(約32%)で長周期地震動による受水槽内の水のうねりが原因とされる受水槽の変形や破損する事例が発生しています。
横須賀管工事共同組合HPより引用
当院では地震発生時の受水槽変形・破損予防を目的に、浮体式波動制御装置タンクセイバー・波平さんを設置しています。
受水槽内に、下の写真のような特殊柔軟性ポリエチレン樹脂で出来た円柱パネルを浮かべることで、受水槽内に発生した水面のうねりを減衰させることができ、受水槽の破損を防ぎます。衛生性、耐久性に優れ、簡単に施工・設置ができることも特徴です。
タンクセイバー・波平さんは、メンテナンスフリーで一般的な受水槽の清掃業者に清掃委託が可能であり、2015年導入以来受水槽の年1回の清掃と点検、水質検査を実施しているが、波平さんに目立った劣化や汚れは見られない状態です。
©2023, Japanese Society for Technology of Blood purification